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福島県立医科大:保健医療従事者を養成する「新学部設置」

2016/01/13

福島県が保健医療従事者の養成機関として、福島県立医科大に新学部を設置する基本構想を発表した、と福島民報(1/13)が報じた。同紙によれば、学部施設を福島市の中心市街地に建設する方針に、市や商工会議所の関係者らは「街中の活性化につながる」と期待を膨らませた。

県内の病院などで、常勤で働く実数を基にした福島県の試算では、2015年度は理学療法士が1363人、作業療法士が788人、診療放射線技師は195人不足している。福島県は新たな養成機関の設置で、3職種とも2034年度までに不足を解消できるとみている。また、福島県は、福島県内に養成機関ができることで、遠方で学ばなければならなかった学生の負担が軽くなり、福島県内の医療機関も人材が確保しやすくなるとみている。

 

 

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