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志願者数:私立難関大の志願者数が増加、早大は9年ぶり

2016/02/24

 最新の主要私立大学志願状況を河合塾が2月23日、Kei-Netに掲載した。それによれば、今年度の一般入試の志願者数は全体で前年比104%に増加。新課程移行後、センター試験の理科が受験生にとって負担となり、国公立大を敬遠する動きが生じているという。私立大の入試別志願者数でも、一般方式が前年比105%、センター方式が前年比103%と、センター方式の増加率が低かった。

 また、難関大グループの志願者は増加傾向にあり、「早慶上理」は前年比101%となった。特に早稲田大は9年ぶりの志願者増となり、慶應義塾大も2年連続で志願者が増加。東京理科大は前年並み、上智大はTEAP利用型入試の志願者半減が影響し、減少となった。前年比103%となった「MARCH」の大学別志願者数をみると、中央大、法政大、明治大が増加、青山学院大は前年比並み。立教大のみ前年比91%へと減少した。「日東駒専」は前年比108%へと大きく増加。関西では「関関同立」が前年比102%、「産近甲龍」が前年比105%と、いずれも増加している。

 

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