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国立大入学定員:2017年度は前年比288人減の9万5693人

2016/09/01

 文科省は8月31日、2017年度の国立大の入学定員(予定)を発表した、とリセマム(9/1)が報じた。学部の入学定員は、前年度比288人減の9万5693人。学部の新設は、東京海洋大(海洋資源環境学部)、横浜国立大(都市科学部)、新潟大(創生学部)、滋賀大(データサイエンス学部)、島根大(人間科学部)の5学部あり、598人の定員増。学部・学科の廃止は9大学であり、958人の定員減となった。

 一方、大学院の学生定員は、前年度比222人増の5万9033人。内訳は、修士課程4万2094人(前年度比153人増)、専門職課程3144人(前年度比91人増)、博士課程1万3795人(前年度比22人減)。このうち北海道大では、医学研究科を廃止し、医学院を設置。医理工学院、国際感染症学院、国際食資源学院という3つの国際大学院を新設する。なお、文科省によると、入学定員は各大学の2017年度学生受入れ予定を集計したもので、今後変更の可能性がある数値だという。

 

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