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大阪府立大・市立大:2022年に統合案、公立大最大の新大学目指す

2017/08/30

 大阪府と大阪市は8月29日、大阪府立大と大阪市立大を2022年4月に統合する計画案を決めた。これを報じた朝日新聞(8/30)によれば、府市はまず、それぞれ今年の9月議会へ、19年4月に両大学を運営する2法人を統合する関連議案を提案する。大学統合が実現すれば学生数は約1万6000人に上り、公立大では首都大学東京(約9200人)を上回って全国最大となる見込み。

 この29日、府知事や市長も参加した府市の副首都推進本部会議で了承された。計画案によると、統合後の新法人の名称は「公立大学法人大阪」。事務所は大阪市内で理事長は1人だが、両大学に学長を1人ずつ置く。新法人が両大学を運営する「1法人2大学」とし、経営の一元化や教育研究の連携を強化したうえで、円滑に大学統合へ移行させる狙いがある。

 

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