NETWORK NEWS

【早稲田大】春学期の授業が開始、対面授業が増加

2021/04/05

 早稲田大の2021年春学期が4月5日、始まった。早稲田大では新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年度春学期の授業は全てをオンラインで、秋学期はオンラインを中心にしながら、一部の授業を対面で行っていた。昨年12月には2021年度春学期の授業の対面実施7割を目指すことを公表。教室の換気設備への投資など、準備を進めてきた。
 同大では、授業の方法を5つに区分。全ての授業を対面で行う「対面」、対面とオンラインを組み合わせる「ハイブリッド」、全ての授業をオンデマンド(動画配信)で行う「フルオンデマンド(曜日時限なし)」、主にオンデマンド形式で行い一部リアルタイム配信や対面授業を行う可能性のある「オンデマンド(曜日時限あり)」、主にリアルタイム配信のオンライン授業で一部をオンデマンドや対面授業を行う可能性のある「リアルタイム配信」を用意している。
 昨年度に比べると、対面授業の割合が大幅に増加した。オンラインと対面の割合は学部や授業ごと、受講生の数によっても異なるため、正確な割合を算出することはできないが、「対面」と「ハイブリッド」を合わせた比率は約56%。感染状況によるが、「オンデマンド」の多くは対面授業実施を想定していると思われ、目標の対面7割が強く意識されていたものと推測される。
 

一覧に戻る